手術治療 その3 眼瞼下垂症

こんにちは 院長の五来です。

手術治療その3です。前回、前々回と下眼瞼がテーマでしたが、今回は上眼瞼です。眼瞼下垂症の治療である、挙筋前転術(保険適応です)のお写真です。

患者様ご本人からご提供頂いたお写真。53歳女性で、自撮り写真なのでお化粧の有無や左右反転、影などの条件の違いはありますが、とっても良いbefore/afterなので使用させていただきました。

挙筋前転術後1年の様子です。お写真のご提供ありがとうございます。

こちらの患者様の場合は、もともと二重だった10年くらい前に戻った印象とのことでした。開瞼も楽になり経過良好です。

眼瞼下垂症の症状として特徴的なのは、

①瞼の縁が瞳孔に被ってくるため視界が狭くなってくる。②瞼の二重の幅が広くなってきたり、三重の様になってくる。③眉毛の下が窪んでくる。④眉毛と瞼の距離が長くなる。または前額部に皺が増えてくる。⑤夕方になってくると特に瞼が重たく感じたり、原因がよく分からない頭痛や肩こりがある。などと多岐に渡ります。全ての症状を持っている方は少ないですが、何かしら当てはまる方は眼瞼下垂症を疑ってみても良いかもしれません。

たまにカウンセリングで術後の結果について(特に整容性について)心配される方がいらっしゃいます。メディアの影響は依然として大きく、芸能人で眼瞼下垂症の手術を受けたであろう方のことを引き合いに出されて、”ああいう瞼になってしまうのは嫌だから手術はしたくない”とおっしゃる患者様が時折いらっしゃいます。そうおっしゃっているのを無理して頑張って説き伏せることはしませんが、ちゃんと適応を診断した上で行えば、とっても良い手術なんですよ。ということはお伝えしたいです。

まずはカウンセリング。をお勧めします。^_^

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