美しさ論 6

春ですね〜

娘は4歳となり、プリキュア大好き度はさらに増しており。プリキュアって女の子のヒーローが悪を倒していくアニメなので、

最近の娘は、パパと10歳のお兄ちゃんをつかまえては、”たたかおう!(ハート)” みたいな感じで、しきりに対戦を求めてきます。

100円均一にとっても良い感じのスポンジ製の剣みたいなのが売っていまして。それを持った娘は、なんかちょっとマントっぽいのを羽織って、無抵抗なメンズを襲います。

スポンジだからと甘くみてはいけません。加減を知らないプリキュアは、大谷翔平バリのフルスウィングで振り抜いてくるので、結構痛いのです。

わたくし一応剣道の有段者なんですけどね〜 防戦一方です。たまに頭をコツンとかやり返すと、鬼の形相で反撃してくるのでやめときます。

誰に似たんだろ?

院長の五来です。

 

ボーダレスな世界と時代が進みつつありますが、女性の強さというものは、今も昔も変わらず健在であり。そして女性の美しさの象徴でもあり。

ということに改めて気づいたのは、割とここ数年くらいなのかもしれません。

茨木のり子さんの詩集”おんなのことば” に、好きな詩があります。

以下引用させていただきました。

 

自分の感受性くらい

ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを 近親のせいにはするな なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを 暮らしのせいにはするな そもそもがひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ

 

この最後の、自分の感受性くらい〜 というくだりは特に心に響きます。精神的にダウンしているときなどは、この言葉に幾度となく励まされました。

女性が発することばであるからこそ、なおのこと心に刺さるような気がします。

女性の強さは美しさの一部であり、象徴でもあると。ようやく分かってきた自分が少し嬉しくもある今日このごろ。

 

もうちょっと柔らかいスポンジの剣はないかな?

 

 

 

 

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