LC Vol.28 プロファイロ、ボライト、スネコス

こんにちは レアクリニックです。

3月に入りだいぶ暖かくなってきましたね。今年は花粉が多いそうで・・・花粉症になったことがない方にもリスクがあるのだとか。マスクも外す機会が増えそうですし。これまで自分の免疫は大丈夫なのか? と思うくらい、花粉症と完全無縁だったわたくしも。ちょっと身構えております。 院長の五来です。

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今月のキャンペーンはボライト、プロファイロ、スネコス。これまで2回キャンペーンを行いましたが、とてもたくさんの方にご利用いただいております。プロファイロは入荷(イタリアから)に1ヶ月半以上かかり、時に品薄になりがちな製品なので、今回は早めの発注で準備しています。ボライトは厚労省認可の肌質改善ヒアルロン酸。アラガンさんは大手だけあって、品薄になることはなく、発注すると即入手可能です。スネコスも安定供給。

それぞれの特徴です。

プロファイロ:

効果としてはハリがメインの治療です。10箇所に打ったヒアルロン酸が拡散し、真皮層のリモデリングを行うという、ちょっと不思議なヒアルロン酸。リモデリング以外に、線維芽細胞、角化細胞、脂肪細胞の生存率を高める作用もあるとか。リモデリングつまりは再構築してくれるというと、老化によって疲れた組織をちょっと元気にしてくれるようなイメージでしょうか。真皮層の治療は、普段レーザーやエレクトロポレーションで行っていますよね。熱による作用、電気的注入による作用、水光注射のように直接注入する方法などありますが、拡散していく(流動学的特性と書かれています)のは実に不思議です。しかし臨床試験の論文が、何本かpubmed(医学論文検索サイト)に掲載されているので、ある程度のエビデンスがあるので、当院では採用している治療法です。

ボライト:

効果としては保湿力とつや、小皺。普段乾燥気味で、もちっとしたお肌をお求めの方に。1cm間隔で注入していきます。表面麻酔が可能です。冷やして直接打っても、痛さはあまり変わらないというご意見もあリマス。

肌の水分保持機能は、表皮角層と真皮で行われ、特に真皮で重要なのはヒアルロン酸やコラーゲン。これらが加齢とともに減少してくるため、ハリや保水性が低下してきます。ずばりボライトは、真皮に直接ヒアルロン酸を注入していくことで、この弾力と保水性を改善する治療です。こちらは厚労省の認可ありと、国のお墨付きです。

保水性アップという効能だけでは、before/afterが分かりづらいのではないか・・と、最初は採用に疑心暗鬼でしたが、モニター様を始め、施術後の効果を実感される方が多く、改めて良い製剤だなと思いお勧めしています。内側からの保水性向上は、肌の滑らかさにつながるため、写真では若干伝わりづらいことが多いですが、ご本人の満足度は高い施術となります。

 

スネコス:

効果は目周りの小皺、ハリ、クマ。目元の小皺は有効な治療があるようでなかなか難しい分野です。手術が一番効果的だと思ってます。でもなかなか手術ができる方ばかりではないので、こういった治療も有用です。

下眼瞼の小皺にヒアルロン酸をお願いしますというご相談を受けることが多いのですが、通常のヒアルロン酸を打ってシワを伸ばそうとしてしまうと、ボリュームアップしてしまいます。また眼瞼の皮膚は薄いため、チンダル現象と言って、ヒアルロン酸が青く透けて見えてしまいます。そこで皮膚そのもののヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどの産生を促進して、シワを減らしハリを出そうというのがこのスネコスです。

 

いずれも肌の土台である真皮層の老化を改善していく治療。と言えますね。真皮層を若返らせた後に、レーザーやフォトなどの治療を行うことで、相乗効果も期待できます。日々フォトやタイトニング、ハイフなどを愛用されている方、一度このリモデリング系注入剤を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

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